英語原稿を整える研究者向け

英文校正サービス

英語で執筆された学術論文・研究資料を対象に、文法・構文・句読法から論理接続まで整えます。
投稿・提出を前提とした学術英語として、読み手が論旨を追える文章へ仕上げます。

学術論文
学会要旨
研究計画書
査読前原稿

英米哲学を研究した翻訳者が校正

米国の大学を卒業後、東京大学大学院哲学専修へ進学。概念と論証を踏まえて英文を確認します。

学術翻訳・英文校正200件以上

2015年より学術翻訳・英文校正を専門に活動し、200件以上を担当してきました。

文法だけでなく論証まで確認

文法や表現だけでなく、用語の一貫性、主張の強さ、論理接続、段落の流れまで確認します。

英文校正 ¥8–12/語

初回見積もり無料。原稿の状態と作業範囲を確認したうえで正式料金をご提示します。

英文校正で行うこと

文法修正だけでなく、学術論文として読み手が論旨を追える英文へ整えます

英文校正は、著者が英語で書いた学術原稿を対象に、文法・構文・句読法の誤りを修正し、不自然な表現を調整するサービスです。学術的な文体、用語の一貫性、主張の明確さ、論理接続、段落の流れまで確認し、読み手の理解負荷を下げます。日本語原稿を英語に翻訳する作業は含みません。

文法・構文

文法・構文・句読法

時制、主語と動詞の一致、冠詞、前置詞、関係代名詞、受動態・能動態の選択など、文法的な誤りを修正します。句読法(コンマ、セミコロン、コロン等)も、意味の区切りが読者に伝わるよう調整します。

表現

不自然な表現の調整

文法的に正しくても、英語として不自然な表現や、学術文脈にそぐわない言い回しを修正します。直訳調の表現や冗長な構文を、簡潔で明確な学術英語へ整えます。

文体

学術的な文体への調整

口語的・曖昧な表現を、学術文書にふさわしい文体へ調整します。分野固有のライティング規範(論文作法)を踏まえ、査読者・読者が期待するトーンと形式に合わせます。

用語

用語・表記の一貫性

専門用語、固有名詞、略語、ハイフン表記、イタリック体の要否など、原稿全体での表記を統一します。用語集や投稿規定がある場合は、それに沿って進めます。

論理

主張の明確さと論理接続

何が主張で、何が根拠・限定なのかが読者に伝わるよう、文と段落の接続を確認します。therefore、however、moreover などの接続詞や、段落間の論理的なつながりを整えます。

構成

段落構成と読み手の理解負荷

1段落に複数の論点が混在している場合の整理、トピックセンテンスの明確化、情報の提示順序の調整など、読み手が論旨を追いやすい構成へ整えます。大幅な構成変更が必要な場合は、別途ご相談ください。

※英文校正は翻訳サービスではありません。日本語原稿の英訳が必要な場合は、学術翻訳をご覧ください。

AI・機械翻訳だけでは確認しにくい点まで

自然な英文にするだけでなく、意味・概念・論証まで確認します

DeepL、Google翻訳、ChatGPTなどを使って、英訳や英文の推敲を手軽に行えるようになりました。一方、学術論文では、英文が自然であることと、原稿の意味・専門概念・主張の強さ・論証構造が正確に保たれていることは別の問題です。

意味のずれ・情報の脱落

一見自然な英文でも、原文にある限定条件、前提、因果関係、対比などが弱まったり、意味がずれたりすることがあります。必要に応じて原稿と照合し、著者の意図が保たれているか確認します。

専門用語・概念の扱い

一般的な英語として自然でも、その分野では別の意味を持つ語や、論文内で統一すべき概念があります。専門用語と概念の対応を確認し、原稿全体で一貫した表現へ整えます。

主張の強さ

suggest、indicate、demonstrate などの選択によって、同じ内容でも主張の強さは変わります。AIや機械翻訳によって原稿より強い・弱い結論になっていないかを確認します。

論証・段落のつながり

一文ずつは自然でも、前提・根拠・結論の関係や段落間の接続が不明確になることがあります。論文全体で論証が正しく追えるかを確認します。

※DeepL、Google翻訳、ChatGPTなどで作成・推敲した英文も、そのままご依頼いただけます。日本語原稿がある場合は、必要に応じて原文との意味の対応を確認することも可能です。作業範囲は見積もり時に確認します。

翻訳研究室の英文校正の特徴

哲学を含む専門的な学術文章を扱ってきた経験を踏まえ、概念の関係と主張の強さを丁寧に扱います

分野固有の論文作法への配慮

哲学、人文社会科学、認知科学、精神医学などでは、論証の進め方、段落の役割、引用の置き方、先行研究との距離の取り方が分野ごとに異なります。一律の「学術英語テンプレート」に当てはめるのではなく、各分野の慣習を踏まえて調整します。

主張の強さの保持

argue、suggest、indicate、demonstrate などは、単純な同義語ではなく、主張の強さや証拠の水準を示します。原文の認識的立場を保ちつつ、著者の意図より強い・弱い結論を作らないよう、動詞と修飾の選択を確認します。

概念関係と論証構造の明確化

哲学などの人文科学および社会科学の論文では、概念同士の区別と接続が重要です。何が前提で、何が主張で、何が限定なのかが読者に伝わるよう、文の単位だけでなく段落の単位でも構造を確認します。

内容を変えない校正

読みやすくするために、原著者の主張を強めたり弱めたり、新たな論点を追加したりすることはしません。英文校正は、著者の研究内容と立場を保ちつつ、英語としての明確さと学術的な体裁を整える作業です。

日本語原稿と照合し、意味のずれ、主張の強さ、論理接続を修正した匿名事例をご覧いただけます。

日本語原稿と照合した英文校正事例を見る

料金

正式な料金は、原稿確認後のお見積もりでご提示します

※表示価格は税抜です。消費税は別途申し受けます。料金は語数を基準としつつ、専門分野、原稿の状態、作業範囲、投稿先の要件等を確認したうえで、正式なお見積もりにより確定します。初回見積もりは無料です。

このような原稿に対応

学術・研究関連の英語原稿に幅広く対応します

※査読コメントへの回答方針の整理や Response Letter の作成そのものは、査読対応・研究支援の範囲です。

英文校正の範囲と他サービスとの違い

原稿の状態に応じて、適したサービスが異なります

英語原稿の整えが必要なのか、日本語原稿の英訳が必要なのか、原稿自体の論理構成から見直す必要があるのか——依頼前に作業範囲を確認することが重要です。以下は各サービスの基本的な違いです。

英文校正

  • 著者が英語で執筆した原稿が対象
  • 文法・構文・句読法、表現、用語の一貫性を整える
  • 主張の明確さ、論理接続、段落の流れを調整
  • 研究内容や論旨は著者の原稿に基づく
  • 語数を基準に見積もる(¥8–12/語)

学術翻訳

  • 日本語原稿を英語へ(または英語を日本語へ)翻訳
  • 言語間の意味の移行と学術的な文体への整え
  • 概念関係と主張の強さを保持した翻訳
  • 文字数・語数を基準に見積もる

学術原稿再構成・英訳支援

  • 日本語原稿自体に大幅な整理が必要
  • 論旨、論証、概念関係、段落構成を再検討
  • 著者との協議・確認を伴う
  • 個別見積もり

査読コメントへの回答方針の整理や Response Letter の作成、改訂方針のご相談は、査読対応・研究支援の範囲です。

※研究内容・データ・分析の創作は行わず、査読結果や採択を保証するものでもありません。

学術翻訳の詳細を見る

作業の流れ

初回相談から納品まで、段階を分けて進めます

1

原稿送付・問い合わせ

お問い合わせフォームまたはメールで、校正したい原稿とあわせて次の情報をお送りください。

  • 専門分野・テーマ
  • 希望納期
  • 投稿予定ジャーナルや提出先(あれば)
  • 参照スタイルや用語集(あれば)

未完成の原稿でもご相談いただけます

2

内容確認と見積もり

原稿を拝見したうえで、料金、納期、作業範囲をご案内します。英文校正の範囲内で対応可能かどうかも、この段階でお伝えします。

  • 料金・納期の提示
  • 作業範囲の確認
  • 機密保持契約が必要な場合は、契約条件を確認のうえ個別にご相談を承ります

初回見積もりは無料です

3

英文校正

確定した範囲とスケジュールに沿って校正を進めます。文法・構文、表現の自然さ、用語の一貫性、論理接続、主張の強さを確認しながら作業します。

  • 文法・構文・句読法の修正
  • 学術的な文体への整え
  • 専門用語の統一(必要に応じて用語整理)

4

確認・必要に応じた質問

用語の扱いや主張の強さが複数に読める箇所がある場合は、作業の途中で確認のご連絡をすることがあります。原著者の立場を保つための確認です。

5

納品

完成した原稿・文書を、事前に合意した形式で納品します。納品形式および納品後の対応範囲は、見積もり時に確認します。

  • 用語リストや作業メモは、作業内容に含める場合があります。必要性と作業範囲は見積もり時に確認します

よくある質問

英文校正のご依頼前によくいただくご質問です

英文校正と英文編集の違いは何ですか?
+

英文校正は、著者が英語で書いた原稿の文法・構文・句読法、表現、用語の一貫性、論理接続などを整える作業です。大幅な論旨の変更や構成の再設計は含みません。原稿の論理構成自体から見直す必要がある場合は、学術原稿再構成・英訳支援をご検討ください。

一部分だけでも依頼できますか?
+

はい、抄録のみ、導入部のみ、特定の章のみなど、部分的なご依頼にも対応します。作業範囲を明確にしたうえでお見積もりします。

日本語原稿の英訳もお願いできますか?
+

日本語原稿の英訳は学術翻訳の範囲です。英文校正は、著者が英語で執筆した原稿を対象とします。原稿の言語や作業範囲が不明な場合は、お気軽にご相談ください。

専門用語集を渡せますか?
+

はい、用語集や指定表記がある場合は、それに沿って校正します。用語集がない場合でも、原稿内で用語を統一します。用語リストの作成が作業範囲に含まれるかは、見積もり時に確認します。

機密保持に対応しますか?
+

はい、未発表の論文や研究資料を含む原稿についても、機密を保持して対応します。必要に応じて機密保持契約(NDA)の締結にも応じます。

原稿を拝見したうえで、料金と作業範囲をご案内します

初回見積もりは無料です。英語原稿のドラフト段階でもご相談ください